モーツァルトって、やっぱ凄いなぁ、と思わせるのは、
何年たっても古くならないということ。
声高に「モーツァルトだ!」と主張することもなく、
ああ、いい曲だなあ、きれいなメロディだなあと思って後で調べてみたら、
みな「モーツァルト」と書いてある。
…そんな感じ
おびただしい名曲の数々を世に送りだし、この世を去った彼の享年はなんと35歳。
残した曲は調べによれば700を超える数だという。
※もっとも、先ごろ詐欺で逮捕された小室哲哉氏が売却すると持ちかけた作品の数はは860だったらしいが。
中には「俺の尻をなめろ」なんてカノンも作曲しているらしいが、
天才肌で、記憶力がよく、仕事が速かったのは、異常なほど。
交響曲36番は3日で書き上げ、39〜41の3つの交響曲は6週間で書き上げたとのこと(ウィキ)
その41番は「ジュピター」と呼ばれもっとも有名な交響曲のひとつでもある。
頭の中に楽譜が入っていたんだろうか?
それとも、頭の中にイメージがわいてきてそれを取り出して五線譜に写すと、
あの美しいメロディになったのか?
同時代の多くの作曲家が重々しく、堅苦しく荘厳に基礎から建築物を作り上げていくのに対して、
モーツァルトの「自由さ」はどこから来るんだろう?
研究者に語らせれば、もっといろんな言葉が出てくるんだろうけどね。
こちとら素人だし、
このブログは研究発表じゃないし、
あーいいなあという曲を紹介するだけです。
そんなアマデウス・モーツァルトの名曲のひとつ、
「フィガロの結婚」
アルマヴィーヴァ伯爵 の家来であるフィガロが、婚約者スザンヌと結婚するドタバタをオペラにしたものです。(ちなみに伯爵と家来フィガロはセビリアの理髪師にも登場します。)
もう有名ですが、こんなあら筋です。
アルマヴィーヴァ伯爵は、好色な人で、家来フィガロの婚約者スザンヌをしきりと口説いている。
それどころか、もう廃止になっている「初夜権」を復活させて、スザンヌと「いいこと」をしようとしているわけだ。
とんでもないオヤジである。
それを知ったフィガロは、そんな伯爵に一泡吹かせてやろうと思っている。
そこにフィガロに個人的な恨みを持つ医者のバルトロと、フィガロにほれ込んでいて、彼との結婚を狙っている女中の親玉マルチェリーナがスザンヌとフィガロの結婚の邪魔をしようとする。
そこで恋多き小姓のケルビーノ、伯爵の手下の音楽教師ドン・バジーリオ が登場し、
いろんな混乱が起きるわけなんだけど、
途中でなんとフィガロが、こともあろうにバルトロとマルチェリーナの間の子供だとわかるのだ。
(どーいうこと?)
結婚の邪魔をしていたはずの二人はここで方針転換。
バルトロとマルチェリーナは、この際だからということでフィガロたちと同時に結婚式をあげることになった。
途中ははしょるが、
最後はスザンヌをあきらめていなかった伯爵をだまし、スザンヌに化けた伯爵夫人を口説かせ、
それに気づいた伯爵が夫人に心から謝罪し、彼女がそれを許してめでたしめでたしとなる話。
…ふう、疲れた。
このフィガロの結婚「序曲」が名曲なんですよ、皆さん。
たしか、いろんなCMに使われているはずです。
画像はジョージ・スゼル指揮、シカゴシンフォニーオーケストラの演奏です。